概要
Laravel Cashier (Stripe) は、Stripe の課金機能を Laravel から扱うための公式パッケージです。あなたは Subscription の作成・状態確認・キャンセル、1回払い、請求書のダウンロード、Webhook 処理を統一された API で実装できます。インストールと設定
まず Cashier をインストールし、必要なテーブルを作成してください。App\Models\User などの課金対象モデルに Billable トレイトを追加します。
.env に Stripe のキーを設定します。
顧客管理
Stripe Customer をまだ作成していない可能性がある場合は、createOrGetStripeCustomer() を使います。
createAsStripeCustomer() を使います。
Subscription
新規作成
newSubscription() と create() で Subscription を開始します。
$paymentMethodId には Stripe.js などで取得した Payment Method ID を渡します。
price_monthly は例です。実装時は Stripe ダッシュボードで作成した実際の Price ID を指定してください。
状態確認
subscribed() で有効な Subscription かどうかを確認できます。
キャンセルと再開
1回払い (Charge)
charge() で 1 回だけ課金できます。金額は通貨の最小単位で渡してください(例: USD なら 100 は $1.00)。
ここでも $paymentMethodId には Stripe で作成した Payment Method ID を使います。
charge() は例外をスローします。
Payment Element
Stripe の Payment Element を使うと、カード・Apple Pay・Google Pay・iDEAL など複数の決済手段を統一的に扱えます。Subscription での利用
Setup Intent を作成してビューに渡します。client_secret を渡します。
setup_intent パラメータが付与されます。これを使って Payment Method ID を取得し、Subscription を作成します。
1回払いでの利用
1 回払いではpay() で Payment Intent を作成します。Order モデルには user_id、amount、status、stripe_payment_intent_id カラムが必要です。
payment_intent パラメータで Order を検索し、Payment Intent が認証済みユーザーのものであり succeeded ステータスであることを確認してから注文を確定します。
請求書
請求書一覧はinvoices() で取得できます。
dompdf/dompdf をインストールし、downloadInvoice() を使います。$invoiceId には invoices() で取得した請求書 ID を渡してください。
Webhook の設定
Cashier は Stripe Webhook 用のルートを自動登録し、デフォルトで/stripe/webhook を使います。Stripe ダッシュボードにこの URL を設定してください。
Webhook の作成は cashier:webhook で実行できます。
stripe/* を除外してください。
STRIPE_WEBHOOK_SECRET を .env に設定すると、Cashier の署名検証ミドルウェアで Webhook リクエストを検証できます。