2018年2月リリースのnginx1.13.9がHTTP/2 Server Pushに対応したことで必要な環境が揃って新時代の幕開けの予感。
Apacheや有料版nginxでは結構前から対応していたけどノーマルなnginxが対応したので普及しやすくなる。
最近使ってるUbuntuではまだ1.13.6なので今の内に対応準備。
Laravel
これ使えば良さそう。
https://github.com/tomschlick/laravel-http2-server-push
composer require tomschlick/laravel-http2-server-push
（v0.1.6時点ではLaravel5.6でインストールできないのでdev-masterで指定。）
Auto-discovery対応してるのでServiceProvider追加は不要。
app/Http/Kernel.phpに追加
protected $middleware = [
\TomSchlick\ServerPush\Http2ServerPushMiddleware::class,
];
vendor:publishでconfig/server-push.phpがコピーされるのでLaravel Mix用に変更。デフォルトではElixir用になっている。
php artisan vendor:publish
Mixのcss/jsは自動で追加される。他にも追加したいならserver-push.phpで設定するか、動的に設定したいならpushImage() pushScript() pushStyle()のヘルパーを使う。
Mixでversion()を使ってると少しだけ上手く動かない。
Mixのapp.js?id=aaaaに対応できてないので自分でパッチ当てて使う。
https://github.com/kawax/laravel-http2-server-push/commit/71450921b562e57c714c1b0ce89e025cb37fe8ae
Netlify
ついでに他も調査。
https://www.netlify.com/blog/2017/07/18/http/2-server-push-on-netlify/
NetlifyはHugoなら/static/_headersに書けばいい。
WordPress
プラグインで対応できるけどまだどれがいいとかはない。
ここで実験していく。https://wp-update.info/
nginxの設定
その後Ubuntuで使えるようになったのは1.13.12。
nginx側の設定としては以下を追加するだけ。
http2_push_preload on;
実際に対応してみるとすでに十分速いのであまり変わらなかった。Server Pushするファイルを増やせば変わるかも。